2021年のうちにやりたいことリスト
気づけば2021年になり1ヶ月半が経とうとしている今日この頃。
抱負を語るには時期が過ぎたような気もするので、なんとなく"今年のうちにやりたいこと"を可視化することで、実行性を上げていきたいなと。
なんとなく「これやりたいな〜」と思っているだけでは実現への努力が出来ない怠惰な人間の"密かな目標"に、もしよければお付き合いください。
- そもそも何故今年はリストを作ろうと思ったか(動機)
- やりたいことリスト(本題)
- それを実行することで2021年をどう生きたいか(まとめ)
という三部構成でお届けしたいと思います(そもそも受け取ってくれる人がいるのか)
1.そもそも何故今年はリストを作ろうと思ったのか
答えはシンプル。
書き出しでもしなけりゃ一生実行できない気がするからです。
日々何とな〜く漠然と「あ〜こうだったらいいのにな〜」とずん飯尾のゴロゴロネタ状態の私。永遠と行動しない"憧れ"を"現実"にするために、自身のマインドを奮い立たせる目的です。
気づけば2020年が終わり私もアラサーへ完全に両足を突っ込んでしまった故、「あ、これそろそろやばいな」的な焦りを感じたのもあります。
2.やりたいことリスト
①広角レンズを買って風景写真を撮る
私がカメラの世界に足を踏み入れたのは遡ること5年前。当時付き合っていた彼氏にミラーレス一眼を貰ったことがきっかけでした。
それから上位モデルであるデジタル一眼レフに買い替え、もっともっと写真のことを勉強していくぞ!と思ったのですが。
デジタル一眼って重いし雨に弱いしまあ持ち運びがめんどくせえ。(口が悪いですよ)
当時1番軽量化が進んでいるとされていたモデルでも首にかけていると半日で肩が石になり、今日こそは撮るぞ!と意気揚々と出かけると雨が降り泣く泣く鞄の奥底へ…。次第に私の愛機は埃をかぶっていくことになります。
さらに2020年はコロナの影響で引きこもりがさらに加速しソファに根が生えたかのような生活のせいで、その埃は厚さを増していく一方でした。
しかし昨年末の大晦日、大掃除でその埃が積もりに積もった愛機を見て思ったのでした。
もったいねえ!!!!!!!!(だから口悪い)
…言葉が乱れました。もったいない、もったいない。(もったいないばあさん)
そんなまさかの再会(ずっと家にあったけど)を果たし、私はカメラともう一度向き合う決心をしたのですが、なんせ今まで"人を撮ること"が目的でカメラを構えていたため、持っているのは標準ズームと単焦点レンズの2本のみ。
※カメラ専門外の人が殆どかと思いますので簡単に説明をすると、被写体に焦点を当て背景をぼかすことでなんとなく"それっぽい"写真が撮れることが魅力のレンズ、それが単焦点レンズです。
例えばこんな感じ。
※フリー素材を使用しています。
しかし昨今のコロナ禍、人を撮るどころか出かけることさえままならなくなってしまったこの状況で、単焦点をくっつけた私のニコンちゃんは寂しく燻り続け、日の目を浴びずにいます。
ならば広角レンズを買って散歩にでも出かけようではないかと思い立ったのです。
※広角レンズとは、人の視野よりも広い画角で写真が撮れるため、構図によってはダイナミックに風景を切り取ることができるため、主に風景写真を撮るのに適していると言われています。ざっくりですがそんな感じ。
iPhoneでいう広角モードですね。
ここまで読んでちょっと「あれ?」と思った人もいるのではないでしょうか。
iPhoneで撮ればよくね?と。
…カメラを構えてみれば分かります。あなたもぜひ #ファインダー越しの世界 を感じて見てください。(懐かしいタグ)(逃げるな)
②医療脱毛に通う
寺西くんへ。
もし万が一、いや億が一このブログに何故かたどり着いてしまい何故かここまで読み進めてしまっていたら、お願いですからここから先は読まないでください。
冗談はさておき。
(ここから先は完全に個人的意見で、サロンでの脱毛を非難する意図は一切ございません。)
いやこれは完全に私の体質の問題なんだけど。
サロン脱毛、全然毛が無くならんのですが!?
ウン十万のプランを契約して早5年が経ちますが一向に毛が薄くなる気配がない。
照射して1ヶ月くらいはたしかに生えてこない。だがしかし5年通ってもなお一向に薄くなることはなく、2ヶ月おきに通わなければ半永久的に強靭なメンタルで生え続けてくる私のムダ毛たち。
「○回目くらいからは殆ど毛が生えてこなくなりますよ〜^^」と満面の笑みを浮かべてつるすべの未来を夢見させたあの日のお姉さんにはなんの罪もない。大半の人はきっとその回数で効果を実感できるのであろう。だがしかし。
私は平成に生まれしアウストラロピテクスか?それともネアンデルタール人?はたまたクロマニヨン人?どれかは知らないけどなんでこんなに強靭な毛穴を持って女に生まれてきた?というレベルで毛が生えてくる。しかも何が嫌かって、サロンはそもそも2ヶ月に1回の予約がなかなか取れない。
ウン十万で契約したのだから絶対に効果が出るはずだ、と完全にコンコルド効果で通い続けたのですが、そんな長い戦いに終止符を撃ち、医療で根絶やしにしてやろうではないかと重い腰を上げたのであります。
2021年、私はツルツルになるぞ!!!(言い方)
③肌質の改善
渡辺翔太に感化され(?)美容皮膚科に通うようになって早6ヶ月。長いこと悩まされてきたニキビの原因がやっと分かってきました。
それはバリア機能の低下による外的要因。
特に春から荒れ出して、汗をかくことにより夏に悪化するルーティンなのですが、この荒れ出す"春"を食い止めさえすれば良いのではないかと気づいた3年目の冬。そう、戦いの春はもうすぐそこまできているのです。
ちなみに私は昨年8月頃からデュアックゲル+抗生剤の保険適応治療に加え、美容皮膚科でエレクトロポレーションでビタミンC,トラネキサム酸,グロースファクターを1ヶ月に2回導入し、約3ヶ月で鎮静しました。
美容皮膚科って本当にすごい☆(CANMAKE TOKYOみたいに言うな)
春は花粉や紫外線の量が増加し外的刺激が増え、バリア機能が低下してると少しの要因で荒れてしまうのだとか。
そんなわけで今年の春こそ笑って過ごせるよう、バリア機能を向上させるために以下の習慣化をはかりたいと思います!
*自分に合うセラミド系スキンケアを見つける
*プロテインを飲む
*週に3回は納豆やキムチを食べる
*サプリでビタミンを摂取する
*洗顔石鹸の見直し
*絶対に6時間は寝る
こんな感じです。
外からのケアではやはり限界があるので、2021年はインナーケアを頑張りたい!前述した通り私は怠惰を具現化したみたいな生態で、習慣化するのが本当に苦手なのでどうにかこうにか努力するしかないよね。これはシンプルに頑張る。それのみです。
④推し事積立を始める
去年周りがやってた推し貯金!web更新したら100円、ツアー初日は500円…etc 喜んだ上にお金が溜まっていくこのシステム天才か?と思い実はちょっとだけやってみたのですが。
何を隠そう我が推しである寺西拓人くんはJohnny's webの連載企画である「てらにっし」を、毎日更新しております。(ほぼ)
(日々感じたことを赤裸々すぎるほどに綴っているてらにっし、ちょっと気になって覗いたが終わりです。終点。そこは底なし沼。リアコなんて言葉では表しきれない生活感が漂いまくる26歳バチイケ男子(本人談)の等身大の姿を刮目せよ。)
1ヶ月で100円玉を約30枚作って貯金箱に入れていくのが少しずつ作業になり、やがて「100円作らなきゃ…千円崩さなきゃ…」と100円玉に取り憑かれた妖怪が爆誕してしまいました。そしてなにより忘れがち。(怠惰の具現化なので)
なので私は月に1万円、積立制度を導入しようと思います。
毎月の給料日に1万円×12回=12万円
ボーナスは2万円×2回=4万円
つまり年に16万円の積立です。積立と言えども現場のチケット代や交通費、グッズ代などは随時ここから引き出すこととします。(勝手にどうぞ)積立金が底を尽きたら普通に普通預金から崩すけど。
オタクをしていると絶対的にぶち当たるであろうチケ代入金貧乏。分かっているのにお金が無い。そんな時少しでもお金をプールしておけば心の助けになるかなという思いから、今年はやってみようと決心しました。
推し積立じゃ足りない!というほど、今年は現場に行けるといいなあ。
3.それを実行することで2021年をどう生きたいか
ここまでお付き合い頂いた方には何となく察している人もいるかもしれませんが、私は本当に"その日暮らし"の精神で生きてきました。人生に目標もなければ、ただ推しの尊さを嘆くばかりのそんな人生。困ったらその時考えればいっか、みたいな。それが悪いというわけではなく(私はそれでも幸せに生きてきた方なのですが)昨年1年のコロナ自粛でいかに自分がエンタメに依存して生きてきたかを痛感させられてしまったのです。
いつしか自分が生きる意味を、働く意味を、エンタメの摂取以外に見いだせなくなってしまっていました。
そんな私にとって2020年は地獄そのもので、何のために毎日働いてるのか、何のために平日の激務を乗り越え週末を迎えているのか、全く分からなくなった。パーセンテージは多かれ少なかれ、きっとこれを読んでいるあなたも少なからず感じていたのでは無いでしょうか。推しに会えない絶望的虚無感。
推しがいる人生は本当に豊かです。楽しくて仕方がない。でもきっと、それ以外の"私自身"の幅が広がれば、さらに豊かで幸せな人生が歩めるのではないかと、推しに会えない1年間を経て感じました。
2021年、趣味を深め、自分磨きに力を入れ、自分自身の成長をはかりながら、このストレスフルなコロナ社会でも楽しみを見つけて生きていきます。大好きな推しに会えるその日まで。
ご静読、ありがとうございました!
紙とペンに想いを乗せ、手紙を書くということ【わたしのお手紙事情】
私は寺西拓人くんのファンである。
そして、寺西くんのファンになったのと同時に、「手紙」というものの奥深さと難しさを痛感した。
思い起こせば小学校高学年ころから高校卒業に至るまで、形に拘らなければ私は毎日「手紙」を書いていた。それはもう数えきれぬほど。業間にもらった手紙を授業中に内職し、次の業間に渡しに行く。手紙を渡しがてらチャイムが鳴るギリギリまで話すのに。なんならその時に内容の全て伝えられるのではないかというくらい、薄い内容であっても、私は手紙を書き続けた。友達とコミュニケーションを取る"手段"というよりは、"話すきっかけ"にしていたのかもしれない。
この間中学生の頃自分が友達に渡しそびれた手紙が出てきて開いてみたが、とても見れた字では無かった。こんな字でよく悩まなかったなと思うほど、お世辞にも綺麗とは言えない字だった。でもその頃から、私は字を書くことが好きだったように思う。
でも、"字を書く"ことと"手紙を書く"ことが、こんなにも意味を違えているなんて、恥ずかしいことに寺西くんのファンになるまで意識した事がなかったし、こんなに難しいことだったなんて…!と自分のこれまでの考えの甘さに狼狽えたこともあった。
しかし幸いなことに、私は字を書くことが好きなのに加えて、あれこれ思いあぐねることも、日本語の響きの美しさも嫌いでは無かった。
こんな私が、寺西くんのファンになったことをきっかけに、「手紙」にどうやって想いを乗せてきたか、記録として書き記しておきたい。
ことばのプレゼントをあなたに 【わたしのお手紙事情】 - 藍色の夢を見た日
(以下の"おしながき"はコチラのブログを引用させて頂いております。ゆこ様、ありがとうございます!)
文字を書くこと、わたしのお手紙事情、エトセトラ - 丁寧な大騒ぎ
(そして愛するフォロワーそぱちゃんのこのブログを読んで私も書くことを決めました、幸せが詰まっています)
☽⋆゚︎︎◌*⋆゜ おしながき ☽⋆゚︎︎◌*⋆゜
○みためのこと
・レターセット?ポストカード?
・シールやマスキングテープの話
・宛名や切手はどうしてる?
○なかみのこと
・下書きはする?一発書き?
・書き出しはどうやって書こう…
・ずばり内容はなにをかいているのか
・便箋の枚数は?
○その他こころがけていること
1.みためのこと
(1) レターセット?ポストカード?
これは常にレターセットです。何故ならポストカードだと書ききれないから。(重い)
レターセット、前までは便箋8枚封筒4枚で500円くらいするまあまあ質の良いレターセットを買い続けていたんだけれど、都合よく便箋2枚で収まった事はなくていつも封筒が余るし、めっちゃ書き損じてしまって自分的にコスパが悪かったんですよ。そして最大の悩みが「万年筆で書いたときにインクが超滲む紙質だったこと。」
このブログを書くきっかけをくれたそぱちゃん( @soba_ja_nai )に感化され、私は去年の夏、生まれて初めて万年筆に手を出しました。万年筆って字が綺麗な人しか使ってはいけないものだと思っていたんですけど(超個人的観測そして偏見)使ってみて思いました。
綺麗な字の人が万年筆を使うのではなく、万年筆を使うと字が綺麗に書けるのかもしれない、と。
万年筆って自然と"綺麗に書こう"ってなんとなく背筋が伸びるし、心なしか筆運びも丁寧になる。すごい。万年筆すごいぞ。
…話は逸れましたが、そんな幾つかの理由で、私は自分の探し求める理想の便箋と封筒を探す旅に出たのです。
その結果がコチラ!
\ジャーーーーーーーーーン/
この便箋のすごいところは
①インクが滲みにくい
②100枚綴りなので書き損じても気兼ねなく書き直せる
③ウラ面がモネの絵画になっていて可愛い
④安価である
もう「これだッッッッッ!!!」って即決でした。決まりだよこんなの。ただひとつだけ難点があるとすれば、文章を書くオモテ面がシンプルすぎるということ。
別に寺西くんはそんなことなど気にも留めていないかもしれないけれど、その手紙は最早私そのものなのです。少しでも可愛く綺麗に見えたいとお化粧するのと同じように、顔や姿が見えない分、手紙もなるべく綺麗に作りたい。その手紙は私の想いが乗った"寺西くんが受け取る私の全て"なので。
そこで。
(2)シールやマスキングテープの話
なんとなくウラ面のモネの絵画の雰囲気に合うようにゴールド系の装飾を施していきます。
これらを使って、
こんな感じに。
字の邪魔にならない程度に装飾してみました。文房具屋さんで買ったスタンプとスタンプインクがあまりにも適役だったのでスタメン入りしました。シールは天下のセリア様。セリアのシールバリエーション豊富すぎて行くたびにシール見ちゃう。
封筒は絵の雰囲気に合わせて寒色系でバラ売りのものを買っています。こだわりポイントは「マーメイド紙」の封筒を買うこと。マーメイド紙大好きなんです。高見えじゃないですか?
(3)宛名や切手はどうしてる?
宛名は「寺西拓人 様」と書いています。普段は舞台中に書くことが多く大体ファンレターBOXに投函してしまうのですが、この自粛期間中にファミクラ宛に書いたので久しぶりに切手を貼ったんだけれどぐりとぐらのシール切手にしました。
2.なかみのこと
(1)下書きはする?一発書き?
メッッッッッッッチャ下書きします。大体スマホのメモ帳に書きたいことを箇条書きにして、そこを文章に起こして…という感じ。書いてる途中で下書きの文脈に不具合を見つけたらその場で修正することはありますが殆ど書き写しです。
(2)書き出しはどうやって書こう…
私も最初はめちゃくちゃ迷ってたんですけど、時候の挨拶を入れることに決めてからは書き出しがだいぶスムーズになりました。前述したとおり私は日本語の響きの美しさが好きなのです。ちなみにこの間投函したファンレターの書き出しは
「行く春を惜しむこの頃、いかがお過ごしでしょうか。」
でした。
(3)ずばり内容はなにをかいているのか
大体は舞台期間中書くことが多いので舞台の感想、観て感じたこと、時には"自分はこう受け取りました"という軽めな考察を書くこともあります(厄介なオタクでごめん、寺西くん)
あとは毎日webを更新してくれているのでそれを読んだ感想、などですね。感想というよりは刺さったところですかね。いろんな言葉に擬態していますがマインド的には①楽しかった②嬉しかった③面白かった④かっこよかった の4つで形成されているお手紙です。
(4)便箋の枚数は?
本当は読み手のことを考えると2枚にしたいのだけれどぜんっぜん収まらないのでなんとか取捨選択をして3枚に収めています。昔から読書感想文も原稿用紙2枚に収められなかった人間なのでもうこれは仕方ない。そう言っている今だって文字数が3000文字に到達しそうです。怖い。ちなみにここまで読んでくれている人います?
3.その他こころがけていること
心掛けているという程ではないのだけれど、ふわっと香るようなコロンを吹きかけた紙をレターケースの中に入れているので、ほんのり匂いがついています。(多分)そもそもそのコロンが軽めなやつなのでさっきその紙を嗅いでみたら殆ど匂い飛んでたのでおそらく手元に届く頃には匂いなんて残ってないと思うんだけどね。便箋を開いたときにふわっと香るといいなあ、という願いも込めて。
わたしのお手紙事情はそんな感じです。
ありがとうございました!
バトンが回ってきたって!!!!!?
みなさまごきげんよう、ぴ〜です。
このご時世に少しでも楽しみを生み出そうとする素敵なオタクたちから、バトンを回してもらいました。嬉しい!
何億年ぶりに聞いたバトンという響き…懐かしい…
というわけで早速
じゃにーずおたく紹介ばとん!はっじまっるよ〜!!
【名前】
ぴ〜です。興奮するとぴぴぴになります(鳴くな)
タピオカにハマっていたので たぴ→ぴ→ぴ〜 という流れで名前になりました タピオカ生きてるの今?
【今の担当は?(複数可)(推しでもどうぞ!)】
寺西拓人くん
まさかこの歳になってJr.に落ちるとは思わなかったな〜!!!自分でもびっくり。
◎好きなところ:自炊も洗濯もメッチャするし棚までDIYしてしまう自立力の高さ、それなのに雨の予報でもわりと洗濯外に干して出てイチかバチかにかけちゃったり脱いだ服脱ぎっぱなしで散らかしてたりしちゃったりするわりと男の子っぽいのが共存しているところ
毎日ブログを更新するというノルマを自ら課して、有言実行しているところ。それが仕事の糧になると捉えているところ(大泣き)
仕事に対する姿勢や歌やダンス、そして御尊顔などはもちろんのこと過ぎるのであえて書きませんでした。好きなところと言われると難しいね!好きになった人の全てを好きになってしまう体質なので!(キモ)
Johnny's webの"てらにっし"、毎日アホみたいに可愛いので是非覗いてみてください。
◎担当になったきっかけ:Endless SHOCKを観劇したこと
ダンスがあまりにもしなやかかつ芯がしっかりしていて、静と動がはっきりしたメリハリあるダンス姿に一瞬で打ち抜かれました
【いつからジャニヲタ?(きっかけも是非)】
母がジャニーズが好きだったので気づいた頃にはジャニーズにまみれた生活を送っていたなあ…ジャニオタは遺伝するんだなあと思った。20代半ばに差しかかり、今や私がジャニオタになるきっかけとなった母がドン引きするほどの立派なオタクに育ちました🥰
【担当遍歴】
色んな人のオタクをしてきました。
(人間失格の書き出しみたいに言うな)(何そのツッコミ?)
ここでは寺西のオタクとして生きているので詳細は伏せますが、寺西くんに落ちたことを報告したNEWS担の友達から「生涯手越担卍みたいな遍歴だったじゃんなんで急に小山に落ちたの!?って感覚だよ今」って言われました。
そんな感じです。
【好きなシンメorコンビ(への思いも是非)】
てらかげ: シンプルに仲良すぎやん?合鍵ってなに? えっ 合鍵ってなに!?
てらはら :原ちゃんが寺西くんにちょっかいをかけて、寺西くんが応えて、アッハッハ!と原ちゃんの快活な笑い声が響くあの関係性がとてもいいですね
あとハイビーとたまにやってる寺様TVなんですけど、2回とも出演してる髙橋優斗きゅんがニヤニヤしてるのが本当に可愛いので、てらゆとが今後育まれて行ってほしいなと思いますね(母)
【1番心に残っている現場】
「マラソン」最前列で見てしまったあの衝撃が未だに忘れられない。近い。この世で一番大好きな人が舞台から降りてきて目と鼻の先にいる現実信じられます?匂いまで感じ取れる距離だったんですよ、思っきり嗅ぎましたね(キモオタ)
そしてミュージカルで出会った寺西くんのストレートプレイ、本当に見応えしかなかったし演劇そのものにハマるきっかけでしたね…考察も、台詞主体の演出も。また見たいなあ。再演希望のハガキの宛先どこですか?
【初めて行った現場】
寺西くんが出演していた舞台で初めて行ったのはEndless SHOCK 2017です。寺西くんにハマるのはまだ先の話😉
【最近行った現場】
Endless SHOCK 2020
有難いことに公演中止前に観劇出来ました。襷掛けとソリタリに骨抜きにされた。SHOCKの世界の中で自担が生きていることがどれだけ素晴らしいことか今年も痛いほど痛感させられた。SHOCK大好き‼️‼️‼️‼️
【次行く現場】
ミュージカル 四月は君の嘘
公演中止は嫌だ…公演中止は嫌だ…(スリザリンは嫌だ)
【記憶に残っているファンサ】
寺西拓人にファンサされる世界が訪れた想像をして泣きそうになってしまった 8.8リセマラ出来ませんか?(出来ません)
自分以外のファンサでは、スノパラで友達が阿部ちゃんにがっつり撃ちぬかれて(友達が持ってた『撃たせて』の団扇を見て「いやいや、俺が撃つ、バーン」と返り討ちにされた)隣で私も一緒に死にました
【好きな曲TOP3(理由もあればどうぞ!)】
Endless SHOCK演目曲
寺西くんがソリタリの女ダンさんとの絡みを任された2019年帝劇公演 いろいろ試行錯誤しながらも魅せ方を模索して演じた昨年度もたまらなく大好きだったけど、2020年の公演では昨年の経験を昇華させ、確実に自分のモノにしてたんですよ…………ちょっと本当1回みんなに見て欲しい 言葉じゃ表せん 他担をバタバタ落としていくソリタリのテラニシ最高
Higher
寺西くんの神髄のひとつでもあるダンスが沢山見られる一曲。ていうかやはりコウイチの隣で踊ってるのシンプルにカッコいいんだよな。
ONE DAY
私たちは‼️屋上シーン大好き芸人で〜〜〜〜す‼️コシオカと顔を見合わせて笑うのも、「それは今でも変わってないけどな〜😙」も、あの時のカンパニーの雰囲気が大好きなんだよ……あのまま時が止まって欲しい
来世では絶対リカ役を掴み取るんだわたしは 絶対来世は屋上でONE DAY歌ってやるからな(何の決意?)
【好きな振り付けTOP3(好きポイントも…!)】
Black Cinderella/中島健人
サビ前からサビ全般のカウントのとり方が全部好きすぎるんですよね…わかります…?
あとバックJr.が出てくるとき一番最初に寺西くんがツカツカ歩いて来るところが好きです
Feeling Me Softly/中山優馬
あのバラード曲にあのゴリゴリのダンス振り付けした屋良くん天才すぎでしょ………そして"寺西なら踊れる"って少クラでもう一回起用してくれたところまで泣けるし、その期待に応えるかのように、2年前と同じ振付なのに全く別人みたいに踊る寺西くんも本当に…😭好きになってよかった😭
20歳頃の寺西くんのダンスもバキバキに踊ってて大好きなんだけど、近頃はダンスに表現力がついてるというか、踊りの中に表情が見えるというか、それまでの経験値を着実に糧にしてるというか、大人の色気のようなものを感じてしまって
好きーーーーーーー‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️
Love meee/藤ヶ谷太輔
らぶみー嫌いなオタクいないでしょ(断言)
ていうかあの曲に寺西くんが選抜されてる事自体が必然的じゃないですか!??!?わたしもMint魂入って一瞬で落とされたい人生だったな(時を戻そう)
サビの「交わる感情が〜」のところの振り付けが特に好きです
【自分がJr.になれたらバックにつきたい曲(複数可)】
寺西くんよりちょっと後に入所した後輩だけどめっちゃ仲良くしてくれてテラ〜って呼ぶくらいの間柄になった時に(あれ松松か?)2×2で藤北のREAL MEにつきたいです(具体的)
本家のREAL ME、映像しか見た事ないんですけどおそらく北山くんがメンステ藤ヶ谷くんがバクステから歩いてきてセンステで交わるフォーメーションかな?と思うので、
外周の中央あたりにある小さめの踊り場みたいなとこでぴ〜てらで踊らせて欲しい そんでスタンドのキスマイ担撃ち落としたい
【1番好きなペンライト】
え〜むず!?シンプルにすげえなと思ったのはUNIONのペンラかな 再出発を三本の矢に例えてるのも泣けちゃう
【よく買う雑誌】
SODA‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️(よく買うというより一番好きな雑誌だけど)
理不尽な事ばかりの世の中だけど、SODAだけは裏切らない
【この映像は見て欲しい!というオススメ】
基本的に舞台という生ものをメインに活動しているので映像媒体で…というよりは劇場に行こう!(質問に答えな)
【ジャニヲタになる前の趣味は?】
ジャニオタしながらいろんな分野に手を出してきた雑食オタクなのでアニメもアイドルもニコニコもお笑いもすきでしたね~
【最近気になっている子】
影山拓也くん。寺西くんのオキニなので。(主軸が寺西くんで回っている)
早めにてらかげ新作くしゃみTVが見れる日がきますように
あと横原くんはシンプルに顔が好き
【最後に一言!】
寺西くん結婚しよ~~~~~~~~!!!!!(クソデカボイス)
以上!お粗末様でした♡
【考察】舞台「マラソン」を全人類におススメしたい
私は、物語に触れた後の考察が好きだ。
小説然り、ドラマ然り、
そして、舞台も然り。
そんな私は、2019年5月31日、舞台「マラソン」に出会った。
自分が好きなジャニーズJr.が初主演を務める記念すべき舞台。
普段ミュージカルに出ている姿が印象的だった彼の、初のストレートプレイ。
初の二人芝居。そして公演ごとにマリオ役とスティーブ役をチェンジするという初の試み。
彼にとって初めての経験がたくさん詰まった舞台に、胸が躍らないわけはなかった。
”ニューヨークシティマラソンに出場するためにランニングの練習をしている幼馴染二人の会話劇”
プライベートでも寺西くんと仲がいい矢田くんとの貝和劇は、きっとキャッチーで楽しい雰囲気が溢れる日常を描いたような、そんな舞台なんだろうと思ってた。
5月31日の初日を迎えるまでは。
《あらすじ》
(途中記載されているセリフは一部正確ではないものもあります。ご了承ください。またこのあらすじは馬鹿みたいに長くなってしまったので、観劇された方は考察部分まで飛ばすことを推奨いたします。いやほんと長え簡潔にまとめろ)
マリオ:マイペースで自由な性格。小さい頃の話や母親との思い出話を話す。事あるごとに足を止め引きかえそうとしたり、練習を中断し休憩しようとする。
スティーブ:ストイックで適者生存主義。自分の家族の話はあまりしない。理論的な話が好き。練習を休もうとするマリオを叱咤し励ましながら走っていく。
物語はマリオが倒れているシーンから始まる。
スティーブが「マリオ~?」と声をかけるとマリオは「眠ってた」と言いながら立ち上がる。8日間も薬を飲んでいたのにまだ風邪が治らない、とぐずぐず言いながらも練習を休むつもりはない!と我儘を言うマリオを「線路まで行ったら帰って来よう」「お前のペースに合わせるよ」と宥め、二人は走り始める。
走っている道中で二人は自分の過去の思い出話や自分の価値観を語り出す。
スティーブが『俺にとっては無二のヒーローだ!』と嬉々として話すマラソンの起源となったフィディピディスという男にまつわる神話。マリオが幼少期に自転車競走をしたパーシバルとの話、普段は自分の感情を抑えて冷静なフリをしてしまうマリオが、マスキルパという男を初めて殴った時の話、スティーブの彼女であるアンナをマリオが奪ってしまった話、女と男の価値観の違いなど。時に言い争いになりながらも、仲たがいすることなく結局走り続ける姿に、彼らがお互い信頼している関係が見える。
その中でマリオが何度も「風邪が治りきってないんだと思う~」「少し休もう」「お前は行けよ!俺は戻る」「お前は(ランナーズ)ハイになれ、俺はいい」と走ることをやめようとするのをスティーブが『フィディピディスを思い出せ!パーシバルを思い出せ!』『リラックスしろマリオ!』と時には叱り、鼓舞しながら足を進めていく。
「あれ…車のキーが…」
『鍵がどうした』
「無いんだよ!!」
「スティーブ、やっぱり帰ろう」
『お前はいつも辞める理由を探してる!咳止め、抗生物質、標識、今度は車の鍵か!?』
と、スティーブは車の鍵のことは気にせずに走ることに集中しろ、と前を向かせる。
ある地点を超えるとマリオは急に体が軽くなるような浮遊感を感じる。「頭がくらくらする」「体は最高に調子がいい!」「飛んでいるような気分だ!」と笑顔でペースをガンガン上げていく。スティーブが『ペースを落とせ!』『今スピードを上げると後でツケを払うことになるぞ!』と叫ぶ声を無視し、どんどん前へ進むマリオ。
「(走った時間が)1時間6分なんてことがあるか?まだ線路も超えてないのに」
『何言ってんだ、20分前に超えただろ』
「俺には見えなかったぞ!」
スティーブは足を止める。
「俺達、もう引き返した方がいい!」と途端に不安になるマリオに対して、ペースを落とせと言っていた先ほどまでとは一転『ダメだ』『走る事だけを考えろ』と一蹴するスティーブ。頭にいろんなことが駆け巡り一気に不安が押し寄せマリオはスティーブに急き立てるように質問をぶつける。
「親父の車をどこに止めたか思い出せないんだ!!」
『道路に置いてきたよ、俺達がスタートした場所のすぐ近くのカーブに…』
「…でも俺はお前んちに迎えに行ったんじゃなかったか…!?」
「道はまっすぐだったけど、急にきついカーブが来て、俺はギアを切り替え…て…俺はカーブを曲がり切ったのか!?!!」
『考えるなマリオ!今そんなことを考えても仕方がない』
「仕方がないってなんだ!?俺の車はどこにある!?」
『走る事だけを考えろ!』
と、ただ前に向かって走るように促すスティーブ。何年も前の事が次から次へと頭に浮かび、幼少期の母親との思い出を思い出して、「なんで今おふくろのことなんか考えるんだろ…なんで……なんで!!!!!」とその場にうずくまってしまうマリオに、スティーブがもう一度強く『走る事だけを考えろ!!!』と叱咤する。
『お前は今、信じられないスピードで走ってる』
『もうすぐニューヨークだ、ニューヨークに着くぞ、今夜』
その後もスティーブは、走っているマリオを励まし続ける。
「スティーブ、どこだ!!!」
『ここだ』
「見えない…俺は今どこにいる!?何にもわからないんだ!!!」
「寒い…」
『霜が降りているからだ』
「頼むスティーブ、お願いだから隣を走ってくれ、そんなに離れないでくれ!!!」
『できない、俺はもうここまでだ』
「一人で走るのは嫌だ、真っ暗なんだ!!!!こんな道俺は知らない、知らない!!!」
と、不安と恐怖に押しつぶされそうになりながらも、スティーブの励ましを受け、マリオは走り続ける。
『もうこれ以上、走れないってだけだ』
『お前一人で走らないといけないんだ』
「スティーブ、お前は俺の車に乗ってたか…!?それとも俺は、一人だったのか…?」
長い沈黙を経て、スティーブは答える。
『俺は、お前の車に乗ってなかったよ…。車に乗ってたのは、お前ひとりだった』
「くそ、なんてことだ」
「なんで最初に教えてくれなかったんだ、スティーブ」
マリオがすべてを察したとき、スティーブが去っていこうとする背中に向かって
「スティーブ俺を!!…赦してくれるか」
マリオの言葉を聞いて、スティーブは振り返り
「赦す、お前を赦すよ」と優しく答える。
「全部だぞ!!アンナの事も全部、…赦してくれるか」
『アンナの事は、とうの昔に許したよ』
その言葉を聞いてマリオは自分を奮い立たせるように足を叩き、また走り出す。
「スティーブ、車のキーを探して、親父に返してやってくれ。お釈迦になった車に、まだ刺さったままのはずだから…」
「俺のは、どんなニュースになるかな…なんて報道されるかなあ…」
冒頭の倒れているマリオの姿でが再び現れて、終演。
______________________________________
あまりにも衝撃的なラストだった。冒頭の倒れていたシーンにそんな伏線があったなんて。体の中心からゾワゾワと鳥肌が湧き出てくるような感覚に至った。
これ、私の好きなやつだ。
帰る電車の中で、記憶の欠片を拾い集めてメモに書き起こした。
きっとこの舞台には、いろんな伏線が張り巡らされているに違いない。そう思ったからだ。
観れば観るほど伏線に気づいて、新しい発見があって、その意図を確認するためにまた次の公演を観劇する。そんな舞台が好きだ。2週間楽しくて仕方なかった。
ここで記録として、自分なりに考察したものをいくつかまとめようと思う。
《考察》
【1】マリオが交通事故に遭い生死を彷徨う中で見た夢の話説
この説を提唱するにあたって一番有力だったのが最後の「車のキーを探して、親父に返してやってくれ」「お釈迦になった車に、まだ刺さったままのはずだから」という2つのセリフと、冒頭とラストのマリオが倒れているシーンだ。
事故を起こした直後、現実(実体)のマリオはまだ生死を彷徨っているだけで、死んではいないと仮定する。走っている中で同じコースを50回も走っていて馴染みのある景色のはずなのに「標識」を見逃したり、「線路」を超えたことに気づかなかったのは、夢の中で景色が曖昧だったからなのではないかと推測した。
マリオがペースを上げて走っていくシーンで「ペースを落とせ!」と言っているのは、現実(実体)のマリオが危篤状態もしくは心停止などに陥っていて、こっちの世界に戻ってこい!!と呼び戻している。線路を超えたところで「お前とはもう走れないんだ」と先程までの態度から一転したのは、現実(実体)のマリオがもう死亡してしまったため。もう何も気にせず、後ろを振り返らずに成仏してくれ、という思いから「走り続けろ」「もう何も考えるな」と言ったのではないかという結論に至った。
人間は死ぬ間際に走馬燈を見るという。母親のことを思い出したり、昔のことを次から次へと思い出していたのは、やはり死ぬ直前だったからなのだろう。
最後のシーンで「赦してくれるか」と言ったのは、自分が死んでしまうこと、ニューヨークシティマラソンに出るという約束を果たせないこと、という意味合いなのではないだろうか。
冒頭で「風邪が治りきっていない」と言っていたが、マリオは幼少期からよく薬を飲んでいた。今回の風邪も1日4カプセルの薬を服用していた。いつも何カプセル飲んだか途中で分からなくなる、と嘆くマリオに、スティーブが「お前は薬の飲みすぎで熱を出して、…」というシーンがある。普通なら熱を出してから薬を飲むものだろう、と違和感を覚えたが、検索してみると薬は飲みすぎると解熱効果を失い結果微熱やめまいなどの副作用が出ることがあるらしい。マリオが交通事故を起こしたのは、薬の飲みすぎによるめまい等が原因だったのかもしれない。
【2】スティーブが車に同乗していて交通事故により死亡、マリオは一命を取り留めた説
私は、自分が観劇した最後の日である6月14日まで、細部まで極力セリフを拾い考察してきたが、マリオが死んでしまう結論は揺るぎないものだと思っていた。いや、決めつけていたのかもしれない。
そんな中タイムラインに流れてきた、自分とは正反対の切り口での解釈。
舞台『マラソン』について○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ https://t.co/HfaK5Svuhi
— loco◡̈* (@loco__tt) June 15, 2019
(掲載許可頂いております。locoさん、ありがとうございました。)
全身に電気が走った。本当に、脳天に雷が落ちたような衝撃だった。
同じ舞台を見ているのにこんなにも真逆に捉えられることが出来る、含みのある舞台「マラソン」が、さらに好きになってしまった瞬間でもあった。
スティーブが走っているときに「脾臓が痛む」と言うシーンがある。そのあと、マリオが「ニューヨークシティマラソン中に、男の脾臓、破裂~!」と新聞の見出しに見立てて茶化すセリフが続くのだが、脾臓破裂ってどんな時に起こるのだろう、と思い調べてみると、「腹に鈍性の外力(打撲、車両に挟まれるなど)が加わると、腹壁のけがはないのに脾臓が破裂することがあります。」と記されてあった。
また、「車のキーがない!」と慌てるマリオに「内側からロックしたんだろう」「窓ガラスなんか2秒で壊せる」と落ち着き払った様子で淡々と話していた。これも、マリオが起こした事故でスティーブが窓の外に放り出されたが故のセリフだとしたら、納得がいく。
このパターンでの結末について考えていた際、もう一つ引っかかっていたセリフを思い出した。それは、マリオがスティーブと口論になった際に放った言葉、「俺の葬式に来るのは4人だ」「お前、おふくろ、フィディピディス、パーシバル」である。
そう。父親の車を借りてきたと言っていたのに、葬式に呼ぶ人を挙げた時に父親は入っていなかったのだ。マリオは”親父”の話を一言も口にしなかった。思い出話に出てくるのは母親だけ。「俺が(車を)使ってることさえ知らないんだ~」というセリフも合わせて、マリオの父親はもう他界していて、「車のキーを親父に返してやってくれ」というのは、スティーブがあの世へ行ったら父親に返せるだろう、という意味合いなのではないかと考えた。
最後のシーンで「赦してくれるか」と言ったのは、自分が起こした事故で親友であるスティーブが命を落としたことに関して、という意味合いも含まれているのかもしれない。パターン1よりもこちらの「赦してくれるか」の方が、その言葉に含まれる想いが強く、切なく、心に響くような気がする。
人は生死の境目に遭遇した時(いわゆる臨死体験)、光に向かっているような感覚、暗闇やトンネルに入る感覚、死んだ人などの影を見る、などといった共通の体験があるようである。マリオが一緒に走っていたのは、すでに交通事故で即死したスティーブの幻影だったのかもしれない。
【3】同じ世界線を走っていると思っていたら実は違う世界線だった説
1、2とどちらが生きてどちらが死んだかというところに論点を置いていたが、ここでは話のなかでマリオとスティーブのすれ違いを感じた部分について記していきたいと思う。
・練習を始める前、マリオが景色を見て「美しい~」といったのに対してスティーブが「暗くてよく見えないけど」と言っていた。
・目標地点としていた”線路”を超えたのに、マリオは見ていなかった(標識も然り)
・走っている道路(ステージ上)の矢印が二手に分かれている(ジャニーズwebの寺西くんの連載を見て気づいた)(遅い)
まだまだ取りこぼしている二人のすれ違いがあったのかもしれないが、このことから
二人は同じ世界を走っているのではなく、違う世界線で並走していたのかもしれない、と考えた。
線路を超えたことに「気づかなかった」とマリオが言った瞬間、スティーブは足を止めた。ここで、スティーブはもう同じ世界を走ることはできないと察したのかもしれない。
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このブログをまとめている最中にも、いろんな思いや疑問などが頭に浮かんで、また観たくなってしまった。こんなにも深みがあって含みがあって見ごたえのある舞台に出会うことが出来て、私は本当に幸せだと思う。
主演の寺西拓人くん、矢田悠佑さん、脚本を書いてくださったTETSUHARUさん、DDD青山クロスシアターのスタッフのみなさん、及び舞台「マラソン」に携わったすべての方々にお礼を申し上げます。ありがとうございました。
残念ながら舞台「マラソン」は、6月17日に千秋楽を迎えている。
いつかまた、マリオとスティーブに会えると信じて、再演を願うばかりだ。
以上!
《追記》
このブログ内で一切綴っていないけど(最初は書いてたけど文字数が1万文字を超えそうだったので泣く泣く割愛した)二人の演技が本当に凄くて、最後のたたみかけるシーンでは息をのみすぎて呼吸の仕方がわからなくなりました
セリフ量が莫大で一役入れるのも大変なのに毎公演ごとに役を交換して、その上殆ど走りっぱなしなんて、身体的にも精神的にも超ハードだったんだろうな…本当に本当にお疲れ様でした…!
寺西くんがイキイキお芝居しているところが見られて幸せでした!再演希望!です!